岡山市議会 2017-09-06 09月06日-03号
7月28日,政府は,原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物,核のごみの埋め立ての候補になり得る地域を発表しました。岡山市は全域が,好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い地域で,さらに北区の一部を除いて,輸送面でも好ましい地域になっています。 今後,全国で説明会を行い,自治体へ個別に打診するということです。岡山市には,原発事故で多くの方が避難されています。
7月28日,政府は,原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物,核のごみの埋め立ての候補になり得る地域を発表しました。岡山市は全域が,好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い地域で,さらに北区の一部を除いて,輸送面でも好ましい地域になっています。 今後,全国で説明会を行い,自治体へ個別に打診するということです。岡山市には,原発事故で多くの方が避難されています。
◆13番(福木京子君) 核のごみとは、原発の使用済み核燃料の再処理であるウランやプルトニウムを取り出した後に残る高レベル放射性廃棄物のことであります。10万年にもわたり強い放射能、放射線を出すために、政府は、ガラスとまぜて個体にして地下300メートルより深い地層に埋めて最終処分するとしております。しかし、地震とか火山大国の日本で、長期間安全な状態を保つ場所を見つけるのは困難と指摘されています。
5月21日の山陽新聞にアメリカシンクタンクのカン・ジョンミン氏が東京電力福島第一原発事故を踏まえ、韓国の原発で使用済み核燃料の火災を伴う事故が起きた場合の被害規模を試算したという記事が掲載されています。
そして,深刻なのは,使用済み核燃料の処分も全く同じことが言えます。どこに埋めたとしても,それが何年,何十年,何百年,何千年の間,環境に影響を与えない保障はありません。以前にも絶対に安全だと主張して責任を持つと断言する方が科学者やお役人にもいらっしゃいましたが,事故はその人たちが亡くなってから起きるかもしれませんし,どうやって責任を果たすのか,私にはそのことが理解できません。
しかも,伊方原発は通常の原発と異なり,使用済み核燃料から取り出した猛毒のプルトニウムをウランにまぜて燃やすプルサーマルの原発です。コントロールの困難さや事故の際の被害拡大も懸念されます。原発は安く電力をつくることができると喧伝されてきましたが,費用の計算に廃炉や使用済み核燃料処理費は入っていません。さらに,福島の事故では廃炉が緒にもつかない段階で,既に4兆円もの税金が使われました。
経済産業省資源エネルギー庁放射性廃棄物等対策室の渡辺氏に電話で直接尋ねましたところ、現在国内に使用済み核燃料、これが1万7,000トンあるとの説明でした。それからウラン、プルトニウムを取り出し、その残りをガラスと固める、固化体と言っておられました、その重量1個当たり約500キログラム。これが現在日本国内において2万5,000本があるとのことでした。
また,国は5月22日,原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物の処分地選定を公募に頼る方針を変え,国が主導して選ぶ基本方針を閣議決定しました。危険性は10万年続くと言います。原発はやはりゼロにすべきだと思いますし,処分地を受け入れてはならないと考えます。 質問ア,伊方原発は岡山から180キロです。距離の近い原発事故への対応を立てる必要はないでしょうか。
また、高レベル使用済み核燃料は、保管をしておくところがいっぱいになりつつあります。どこから考えても原発再稼働はあり得ない、許されない行為であります。 島根原発が苛酷事故が起きれば、この津山市にも放射能が降ってまいります。しかし、中国電力は、島根原発の2号機、3号機の再稼働の申請を行いました。今多くの方々が再稼働差しとめを求める裁判を行っております。
なお,1号機の貯蔵プールには,使用済み核燃料が322体,2号機には1,956体保管され,貯蔵プールの49%を占めていると言われています。大地震等に襲われれば,福島原発事故と同じ状況に陥る可能性があることを共通認識にすることが重要です。 2014年5月28日には島根原発事故を想定し,岡山県と島根県は,原子力災害時等における広域避難に関する協定を結びました。
福島県では、今なお13万6,000人が避難生活を余儀なくされておりますし、地震列島日本において、原発事故が発生すれば、制御する手段はなく、また使用済み核燃料、核のごみはふえ続け、処理方法が全くありません。福島原発事故の教訓は、即原発ゼロを決断をし、再生可能エネルギーへの転換などで原発のない安全な日本を目指すこと、これがまさに多くの国民の願いではないか。
これは非常に危険な作業で,使用済み核燃料はわずかでも露出すれば周囲の人間が即死するほどの放射線を発し,もしトラブルが起これば最悪の場合世界的な大惨事に発展する可能性があると言われております。 福島第一原発事故は,収束どころか今後どういう事態が引き起こされていくのか誰にもわからない状態が続いております。しかし,物事には限界というものがあります。
そして、放射性廃棄物、使用済み核燃料、核燃料サイクルとよく言いますけれども、これは電気事業連合会の調査で2010年9月の資料でありますけれども、日本にある54基の原子炉から約1,000トンの使用済み核燃料が生じるということですね。
原発事故は、放射線物質、死の灰を封じ込め、制御できる技術がないこと、原発で生じた大量の使用済み核燃料を後始末することができず、安全に処理する方法もないことが明らかになっております。まさに、未完成で危険な原発依存から撤退をして、原発ゼロの日本を目指し、地方自治体としても自然エネルギーへの転換を進めることが求められていると思います。
さらによく御存じの、私たちもちょっと青森県に行ったことがございますが、使用済み核燃料の捨て場、これが青森県の六ヶ所村につくられています。これも稼働せずじまいで、燃料はほぼ満杯になって、それぞれの原発の貯蔵プールに入れておるのが、あと数年で原発の貯蔵プールも満杯になるという実績が記されていました。
ウ,島根及び伊方原発の使用済み核燃料について,格納状況を明らかにするよう国と電力会社に交渉する気はありませんか。 エ,放射能検出機器の購入を予定していますが,放射能数値の公表はいつごろどのようにするつもりですか。 オ,保育園,幼稚園,公園の砂場等の幼児が集まるところの放射線量調査をしませんか。 カ,海外に売り込むためには果物等も安全なことを証明する必要があるのではありませんか。
特に私は、あの構造から見て、使用済み核燃料がすぐ発電を起こしてる格納庫でしたか、その横の中二階のようなところで連動してモーターを回してるんでしょうか、そこで冷やさなければそれが二次災害を起こすということが、この今回の福島の第1基から4基の中で、そういった保管している施設からも、冷えないために水素爆発が起こったというふうなことが報道されていたと思います。
同僚議員からも、高級リゾート地としての開発や使用済み核燃料の保管や刑務所の誘致というような具体案も飛び出してきているわけであります。市長は、そのたびまず開発特区申請が必要だ、このような答弁であります。 先日、マスコミでは国へ申請する岡山県内の特区が何件か公表されておりました。ところが、残念ながら備前市という字も、鹿久居島の名前も載っておりませんでした。
石油は100%輸入,原発の使用済み核燃料の再処理は他国に依存をしております。しかも,8,000億円かけた「もんじゅ」の発電料はわずか20億円であります。 岡山は自然豊かなまちです。風車,水車,バイオ,太陽利用の発電はすばらしいと思いませんか,皆さん。持続可能な地域づくりや地域経済の振興にも役立てられている各地の取り組みもあります。もちろん課題もあります。